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2008年12月7日 - 2008年12月13日

政界再編は、官僚対反官僚の対立軸で試みよ

この国の政治闘争の対立点は、腐敗の自由民主党vs正義の社会主義政党という構図ではありえなかったのである。体制派を右派、反体制派を左派とするならば、この国の政治的対立軸は東大主導官僚主義vs非東大の自由と民主主義の対立であるべきだったのである。

それゆえ、科挙教育の悪弊を強調するために、この政界再編をあえて官僚vs非官僚ではなく、東大卒vs非東大卒との闘争と位置付けしてみたい。

日本は、科挙式官僚選抜教育とは無縁な日本人によって侵略の時代の19世紀を生き抜き、西欧列強の植民地化侵略を受けることなく、アジアで唯一、西欧列強の一角と戦争をして勝利した。しかし戦乱の20世紀に入り、東大卒官僚が跋扈し始めたときから、この世界に比肩できる日本民族の国家は変質し、自ら破滅と亡国の道を歩み始めたのである。

それは、陸士海兵卒のエリートともてはやされた軍事官僚と東大独占の文官官僚のあまりにも愚かな政治によってである。シーメンス汚職の海軍、シベリア出兵の陸軍、そして最初の東大卒首相の加藤高明の対華21か条の要求に象徴されるように、科挙官僚の跋扈によってこの国はあの悲惨な敗戦に至る理念も戦略も持たない愚劣な烏合の衆の官僚政治を強要され、一度は亡国したのである。

日本が戦乱の20世紀に敗北した原因を俯瞰しよう。それはエリート意識だけはすこぶる高い軍事官僚と文官官僚の下らぬプライドのために亡国したといってよい。戦争を前提とした政治や経済の国際化の中で、日本の国だけが陸軍が偉い、海軍の方が試験が難しい、何をいうのが帝大法科が天下一じゃと言っていた政府によりこの国は運営されていたのである。

「五族協和の満州建国」や「アジアの独立」という当時では世界最高の正義を日本は持っていた。しかし大義名分を持ち、実力も持ちながら何故、愚かな戦争を起こし、悲惨な国家破滅の敗戦に至ったかは、外交戦略で負け、陸軍は海軍と協調もせず満州。アジアで暴走し、海軍はアメリカとの戦争にのみ注力していたからだ。

それは今現在のこの国の政治状況と同じく、プライドに凝り固まった政策も理念もない烏合の衆と化した官僚を糾合できる政治家が不在だったからである。なぜか、明治以前の優れた、破格の日本人を科挙教育は抹殺し、下劣な知性の人間をこの国の指導者として送り出していたからである。

アメリカ一極支配が終焉しようとしている現代にあっても、東大主導の日本政府は20世紀初頭と同様に、為すすべも無く、世界をリードすることも出来ず、存在感すらなくアメリカに従属している。それは日本人の叡智を集める政府一丸が出来ず、国民の目が届かぬ政府の中で、傲岸に自己満足している無能の政策集団に過ぎないからである。

再度、協調しよう。歴史的教訓と現在の喫緊の救国の観点から、一度は東大卒の学歴の人間、政治家たちを否定的に評価しなければならないことの意義を!

連帯サイト:日本の政治を糾弾するhttp://www.kyudan.com/index.htm にも公開させて頂いています。

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