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2017年1月29日 - 2017年2月4日

自由と民主主義と基本的人権を破壊する者は消滅の道しかない―安倍晋三は経済的理由でこの政治理念をゆがめてはならない

ドナルド・トランプは醜悪な白人至上主義者である。彼には自由、平等、正義を標榜するアメリカの理念など微塵もない。民主主義の弊害が産み出したこの卑劣なポピュリスト商売人は、白人労働者への経済的恩恵を一時もたらしたとしても、必ず圧倒的多数の国民の意思によって完膚なきまでに糾弾され、消滅の道へ叩きこまれることになるであろう。

 

安倍晋三は、経済的利益を理由にドナルド・トランプ如き人間と妥協すべきではない。トランプと妥協することは、安倍晋三自身が標榜する自由と国民主権の民主主義と基本的人権と、もっと言えば戦争のない平和な世界を構築するための博愛の精神を棄損することに他ならないからである。そしてそれは、彼が志向する東大官僚が壟断する日本の政治改革を否定することにもなる。

 

世界は今、国民の不満に乗じて民主主義を装うポピュリスト政治屋が急速に台頭している。その代表格がロシアのプーチン、フィリピンのドテルテ、そしてドナルド・トランプと中国共産党の独裁者習近平である。彼らに共通するのは民主主義を否定し、基本的人権を蹂躙し、経済的利益や自らの覇権を守るためなら戦争すら厭わない精神構造の持ち主であることである。そして、愚かしい詭弁を弄しても恬として恥じることがない厚顔無恥な人間達である。

 

膨大な数の若者の命が失われた戦争の世紀である20世紀の教訓を経て、人類は自由と民主主義と基本的人権を保障する共通の理念を樹立し、戦争のない自由世界の建設に取り掛かったのが、21世紀であったである。それはソビエトロシアが崩壊して冷戦が終結し、人類がこの共通の理念を共有することができるようになったことに端を発している。そして、日本の政治においても、「官尊民卑」の非民主的官僚政治を打倒する政治改革が芽生えたのが「自民党をぶっ壊す」「官から民へ」の小泉純一郎構造改革内閣の登場でもあったのである。

 

国境を越え、国家権力の介入を否定する自由な市場主義経済こそは、戦争の元凶たる保護貿易主義とは真っ向から対立する経済活動であり、新たな世界秩序を構築する基本理念である。これに挑戦する中国共産党、似非民主主義のプーチンのロシア、独裁者が支配するドテルテのフィリピン、金正恩の北朝鮮、そして白人至上主義者のドナルド・トランプこそは、人類共通の敵とみなさなければならない。

 

安倍晋三は、21世紀の人類共通の政治理念たる自由主義市場経済の理念をドナルド・トランプの前でないがしろにすることは絶対にできないことを肝に銘じて、首脳会談に臨むべきである。

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