« 安倍晋三は何故、暗殺されたか―東大官僚日本政府の闇 | トップページ | H3ロケット打ち上げ失敗が日本国民へ伝えること―東大卒にこの国は任せられない »

東大官僚日本政府の狂気は国が滅びても続く―我々は今、この国が亡び行く姿を目撃している

 

筆者らが憂慮してきたことが現実に起こり始めている。

 

日本の失われた30年という衰退は、東大官僚宮沢喜一政権の不動産バブル崩壊政策から始まったものだ。その崩壊シナリオは全て大蔵省(現財務省)が作ったものだが、不動産業界への資金の流入を急激に止めたことによる。そして世界一高いと言われた地価の暴落がその始まりだった。

 

日本の企業は土地を担保に融資を受ける経営をしてきた。地価の暴落は担保資産の急減を意味し、バランスシート上の債務超過に陥った。とりわけ製造業は国際競争に敗れたわけでも、生産力や開発力に劣っていたわけでもない。銀行の土地を担保にした企業融資が不良債権化したからだ。

 

慌てた銀行は融資の返済を強要(貸しはがし)し、資金繰りが出来ない中小企業が倒産する事態になった。財務官僚が行った急激な金融統制は日本経済への大災害となったのだ。しかもこの大人災を起こした当の東大経済学者にも東大財務官僚にも正しい対処法の知恵は全くなかったのだ。

 

バランスシート上の債務超過で、経営実態と乖離している日本経済の変調なのだから、それを救済できるのは日本政府だけである。不良債権化した銀行融資の救済策として政府が資金供給して銀行に信用付与をすればよいだけの話であった。

 

この対策では、正しい対処法を知らない財務省は不良債権額を故意に過少評価し、1兆円以下と出し惜しみしてバランスシート不況の救済を怠った。実際には15兆円規模であれば、日本の企業は無傷でバブル経済崩壊を乗り越えることが出来たはずだ。

 

銀行などの金融機関は倒産危機に追い込まれ、企業は賃金カットに励んだ。この時の財務省はすでに行政担当能力を持っていないこと、いや、頭がおかしいことを露呈していたのだが、経済パニックで企業が赤字になれば税収は当然、減少する。それを避けるためには国債発行による国の財政支出が唯一の処方箋であったのだ。

 

しかし、あろうことか財務官僚は逆に企業や国民の貧困化に拍車をかけるように、消費税を含むあらゆる税の増額と政府支出を抑制する緊縮財政を強行したのだ。これは加藤高明以来の東大官僚が起こした昭和初期の大恐慌の再来であり、破滅的デフレ経済を日本に呼び込むことになった。

 

筆者らが危機感を感じて本コラムを始めた理由がここにある。昭和の大恐慌は苦学した高橋是清によって片面しか印刷していない紙幣の供給で、デフレ経済を乗り切った。経済は財政の緩和と緊縮を使い分けることが重要なことを、現実の経済の姿から高橋是清は理解していた。しかし、それを理解しない官僚組織の反感を買い、暗殺された。そして東大官僚や軍事官僚が支配した日本が行き着いた先が、亡国の敗戦だったからだ。

 

国民主権の民主主義国家に生まれ変わった日本において、戦前は天皇の権威を利用し、敗戦後はGHQ、米国の下僕となり、国民蔑視の東大支配政治が生きながらえてきた。これを可能にさせたのが、試験成績至上の日本の教育観念であり、入学試験の頂点に立つことで作られた虚妄というべき東大の権威主義に他ならない。

 

東大と東大官僚がズタズタにした日本の再興には、右翼も左翼も、保守も革新も関係ない。自由平等、国民主権(民主主義)、そして基本的人権を保証するという絶対的な憲法理念を合理的に遂行できる国民の代表たる政治の力によって、東大権威主義を排除することが不可欠なだけだ。半世紀前の東大解体闘争の大義は、ここにあったのだ。

 

デフレ経済から脱却して、国民を豊かにし、国民の安全と財産を守るための防衛力強化を標榜した安倍晋三は、消費税増税と緊縮財政に反対した、自民党の中では稀有の首相であった。首相は国民の代表たる国会議員によって選ばれる最高権力者のはずだ。しかし、首相の安倍晋三の政治理念や命令であっても、東大財務官僚は東大人脈を動員して拒絶できるのだ。

 

首相を辞めた安倍晋三は国会議員の立場から、国債を財源とする財政出動による経済再建を始めた途端に、戦前の高橋是清のように暗殺された。高橋是清も安倍晋三も血気盛んな青年将校や統一教会に恨みを持つ男によって暗殺されたのではない。既存の政治的、組織的な集団によって暗殺されたのだ。

 

安倍晋三なきあと、財務官僚の飼い犬にすぎない岸田文雄内閣になって、東大官僚のやりたい放題の政治が復活している。これは日本の亡国を意味する事態である。しかも東大官僚日本政府や経済団体は共産党独裁中国政権にまんまと籠絡されて中国ファシズム政権の言いなりである。

 

しかし、一方では、財政規律やら国民の義務やらと称して、国の防衛費ですら増税によって国民や企業からむしり取ろうとする狂気を継続させている。政府税調も自民党税調も東大財務官僚の傀儡であるのは言うまでもない。まさに国民に仇する憲法違反の国賊集団である。

 

この憲法違反政治を中止させるためのかすかな希望は、東大官僚依存腐った自民党の中から、緊縮財政批判、つまり財務省批判をする勢力が台頭してきていることである。これらの議員は安倍晋三の政治理念を継承しようという集団と余りにもひどい経済・外交政策なので身の危険を感じ始めた集団に大別される。

 

筆者らは東大人脈が含まれない高市早苗を支持する反緊縮財政、反中国共産党を主張する国会議員集団が自民党内を席巻して、財務省傀儡、無能の岸田政権を打倒しすることしか、日本の希望は残されていないと思っている。東大財務官僚、外務官僚、その取りまき東大かぶれの有識者なる者達が犯してきた反国民的言動の罪は極めて重いことを改めて強調しておきたい。

 

|

« 安倍晋三は何故、暗殺されたか―東大官僚日本政府の闇 | トップページ | H3ロケット打ち上げ失敗が日本国民へ伝えること―東大卒にこの国は任せられない »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 安倍晋三は何故、暗殺されたか―東大官僚日本政府の闇 | トップページ | H3ロケット打ち上げ失敗が日本国民へ伝えること―東大卒にこの国は任せられない »